革命的次世代新スパイク、スタッドソール(ブロックソール)スパイク登場!

野球におけるスパイクの重要性

野球というスポーツはグラブ、バットを用いてボールを扱うスポーツということであらゆる競技の中でも使う道具が多いスポーツだと思います。

その中でもスパイクだけはだいたいどの競技でも共通して使われるツールですが、こと野球に関しては道具が多いという特性上、毎年最新のグラブやバットが出てくるのに比べると値段も安いし、相対的にそこまで重視されてない気がしていますが、打って投げて走るの全てにおいて関わっているスパイクの重要性は野球においても無くてはならない重要なツールです。

 

しかし、これまで野球のスパイクというは軽さをひたすら追求してたという感じで、かつてのイチローモデルのとても軽いスパイクが毎年アシックスから出ている印象が強く、スピードを重視する選手をメインターゲットにしていたという印象でした。そういった事情でスピード感とは対極の位置にいるプレイヤーである私はあまり関心を示すことはありませんでした。

 

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あのいらすとやでスパイクの画像があるか探してみたら無かったのも私の言ってることもあながち間違いではないと確信させられた。(バット、グラブ、ボール等はあった)


ポイントスパイクはダサい?

昔は革底のスパイクなんかも履いてたりもしましたが、ここ数年前から樹脂底の金属スパイクを履くようになりました。革底から樹脂底になることで疲労感はかなり違ってきましたが、やっぱりそれでも試合後の疲労が気になってきたのでより足に負担をかけないためにポイントソールのスパイクを履くという選択肢も頭を過るようになってきましたが、それには結構抵抗感がありました。

なぜかというとポイントスパイクは

・グリップ力などの点で性能が低い

・ポイントスパイクは小学生が履くモノ

・カラー展開が少ない(要するにダサい)

という認識があったからです。

(一応、都内で野球をすると人工芝グラウンドが多いのでどうしても規定で履かざるを得ないため一足だけ持っていましたがその時はイヤイヤ履いていました。)

スタッドソール( ブロックソール)スパイク登場

しかし、去年辺りからこの私みたいな古臭い偏見が一掃されるであろう革命的スパイクが現れました。それがいわゆるブロックソールスパイクというものです。

 ブロックソールは一見ポイントソールのスパイクと同じように見えますが、付いている刃のところで大きな違いがあります。

通常のポイントソールスパイクに比べるとソールの外側を囲うようにたくさんの刃がついているのが特徴で、これによってグリップ力の向上が図られております。

また刃の形状が通常のタイプよりも鋭利になっているのもグリップ力アップに繋がっていると感じます。

 

  プロが金属スパイクを履かない時代

個人的に私がブロックソールスパイクの導入を決意したのはこのリンク先にある鈴木誠也選手の「金具じゃなくていいです」に感銘を受けたからです。常に最高の結果を求めるプロなら金属スパイクを履くはずなのに、敢えてそれを履いているってことはそれほどいい道具なんだなってのが分かりました。

ほかにも丸選手、田中選手も同様にブロックソールを導入していることからトッププレイヤーにも信頼されているってのはすごく説得力を感じました。

https://www.asics.com/jp/ja-jp/mk/baseball/japanspeed

 

 

買ってみた

今回アシックスのジャパンスピードを購入しました。SSKも選択肢にありましたが、個人的に長年アシックスのスパイクを履いてきたことに信頼感があるのと、SSKだとマジックベルトタイプで投手をやってるとホールド感にちょっと不安を覚えるので紐タイプのアシックスにしました。

最近はかっこいいカラースパイクが増えましたね、去年から軟式野球連盟もスパイクのカラーの規定が緩和されて何でも良くなったのでこの調子でどんどんいろいろなカラーのスパイクが増えていってほしいものです。

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使用感等のレビューは後日また詳しく記事を書きたいと思います!

 

各社メーカーのブロックソール

今回はアシックスをチョイスしましたが、各メーカーも同様のタイプのスパイクを出しておりますので紹介してみます。ご参照ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

軟式野球でホームランを狙えるバットは?(2019年現在)

 ホームランは最高の麻薬

突然ですが自分は草野球をやっております。野球歴は学生時代から数えてもう20年近くになります。

週末土日両方やってるくらいで、多いときで年間80試合くらいはやってるプロ草野球プレイヤーです(趣味がそれしか無い)。

なんでそんなに草野球をやっているか、その最たる理由はただ「ホームラン」を打ちたい、それに尽きます!

学生時代は毎打席ホームランを狙うような野球ができなかっただけにその反動で草野球では勝利度外視で個人成績を追求して、セルフィッシュにやっていますがそれはそれで楽しいものです。

飛距離が硬式より落ちる軟式とはいえ、フェンスオーバーして試合を止めて自分のペースでベースを一周できるその特権は何にも代えがたい快感と言えます(これが対面式の球場でのランニングホームランだとなんとも味気ないものに…)。

名将野村監督はホームランは麻薬と仰っていましたが、まさにその通りと言えます。これがプロや高いレベルの勝利至上主義の野球の中でやっていると打撃が狂ってくるといいますが、そこはたかが草野球なんで好き勝手にその麻薬をオーバー・ドーズしていきます笑

年間に10本打てるか打てないか、その一瞬のためだけに貴重な週末を犠牲にしていると言えますが、それだけの価値はあると思っています。

飛距離はカネで買え

そんな常にホームランを狙う自分にとってバットはとても重要なツールとなります。野球道具の中でバットに一番金をかけていますが、近年の軟式野球のバットの進化はめざましく、まさに「飛距離をカネで買う」という時代になってきております。

昨年から軟式野球ではボールがM号球に変わり、メーカーもM球対応バットを展開してきましたが初年度ということもあり、まだ手探り中で出し惜しみをしている感がありました。しかし、2年目となる今年からは各メーカーの独自色がさらに強くなったなと感じます。

そんなわけで自身の独断と偏見でホームランを打てる平成最後の軟式野球最強バットを決めていきたいと思います。

どうやって決めんの?

今回ホームランを打てるバットのその選考基準として

 

  1. M号球対応バットである
  2. 長さ
  3. 重さ
  4. その他

 

の4つの要素で判断していきたいと思います。

 

まず1のM号球対応は大前提となってきます。ボールが固くなり飛びやすくなったM球に対応したバットとそれ以前のバットでは飛距離が2,3%違うと言われており、これだけで大きな違いと言えます。

次に2,3はただ単に物理的な要素で、いかに長くて、重いバットで遠心力と質量で飛ばすかということになります。

4はそのメーカー独自の技術などです。

 

要するにホームランを飛ばすには某格闘漫画における

握力(バットに例えるとM球対応要素)×(スイング)スピード×体重(質量)=破壊力

と勝手に思っております。

 

№1 ミズノ ビヨンドマックスギガキング02 85cm x 750g

 迷ったらこのバット!

軟式野球に革命を起こし、現在最も普及しているであろうバットであるビヨンドマックスシリーズの最新作のギガキング02です。

このギガキング02は硬式金属バットの傑作Vコングの形状に似せて、かなりトップバランスになっており、さらにパワーヒッター向けに進化しています。普段使っているバットに慣れているとその超トップバランスっぷりにかなり戸惑います、事実私も使用していますが未だに慣れません。

ただしこれを使いこなせるように慣れば、普段使っているものよりもオーバーフェンスの期待間違いなしでしょう。

 

 02のトップバランスが合わない方には昨年モデルのギガキングを選ぶのもありだと思います。ただし単純にホームランを狙うなら02が断然おすすめです。

 

 

 

№2 ZETT ブラックキャノンMAX 85cmx780g

ビヨンドが苦手な方におすすめ

 ZETTのブラックキャノン。打つところが三重管構造になっており、その反発で飛ばすということになります。さらにMAXになってから根元の部分にパワーロスの原因である逆反りを抑えるゴムが加工されて、より飛距離アップが狙えるようです。

実際に打ってみた感じだとその打感は昔のカーボンバットそのもので硬くしっかりとした打感があり、ビヨンドマックスのようなウレタンの打感の苦手な方におすすめです。

またビヨンド系に比べると打球の初速が非常に速いというのが特徴でホームランも狙えますが、ライナーで速い打球を打ちたい方にオススメです。

個人的にはウレタン系に打ち慣れてて、逆にこんな硬い打感で飛ぶのかよってのが正直な感想ですが、先日行われたロンティー競争で110m超えがバンバン出てることからもスペック的は申し分ないと思います。


日本一の飛ばし屋決定戦!ロンティーキングにトクサン参戦!エグい猛者だらけだった。

 

№3 美津和タイガー レボルタイガー iota HW 85cmx760g

 独自のテクノロジーがてんこ盛り

かつての老舗メーカーがここ2,3年で復活して本当によく見るようになりました。独自の技術を投入してほかのメーカーとは見た目も機能も一線を画しています。

それがこの特徴的なJグリップのレボルタイガーで、バット全体にウレタンを用いたこのイオタシリーズに今モデルからはヘッドが斜めにカットされてスイングスピードを上げるハイパーウィップシリーズの技術も融合したまさにいいとこ取りのバット。

このJグリップ、メジャーリーガーのバッターも同様の形状のグリップを使っている選手がおり、なんでも手首の保護する効果もあるというのでよく練習する選手にはおすすめかも知れません。


レボルタイガーiotaHWが驚異の進化!過去最高の構造で打球速度がやばい…

 

№4 SSKハンターマックス 86cm x 770g

消えゆくロストテクノロジー

SSKのハンターマックス、打球部分が凸凹のバンピーコアでおなじみのハンターシリーズです。発売年は2016年で正式にM球向けに作られたものではありませんが、番外編として紹介します。

しかし、店頭に並んでるこのバットにはM球対応のシールが貼られていることから実はM球でも普通に使えるんですよね。何気に珍しい86cmの長尺バットの遠心力とバンピーコアの破壊力で現環境でも十分ホームランを狙えるバットだと思います。

かつてハンターシリーズを使っていた私の感想としては打感は従来のバットとそもそも形状が違うのでビヨンド系や金属、カーボン、木製のどのバットにもない凸凹部分に食いつく独特の打感はクセになり、飛距離もA球時代でも芯を食えば110mくらい軽く飛んでいきました。

残念ながら2019年にライズアーチという新たなブランドに切り替わって、バンピーコアを搭載したバットはラインナップから姿を消してしまいました。気になって某スポーツ用品店でその理由を尋ねてみたところ、バンピーコアの凸凹がM球をすり減らしてしまうという理由で軟式野球連盟からNGを食らってしまったようです。表面がイボイボが付いたディンプルのバットも同様の理由でNGが出て無くなってしまいましたよね。

しかし逆に言えば、ディンプルと同様NGが出るくらいボールにダメージを与えるくらい飛距離を付与するこのハンターシリーズこそ実は最強なのでは?という説もありえます。

多分この在庫分がなくなり次第もうハンターシリーズは姿を消してしまいますが、本当に消えるのが惜しすぎるテクノロジーです。

 

№5 おまけ グリップテープ、グリップエンド 

 

グリップNリップ (ブラック/レッド)

グリップNリップ (ブラック/レッド)

 

おしゃれは手元から

バットはもちろんですが、バットは握って使うもの、その握る部分も重要な要素となってきます。そこでまずはグリップテープで紹介するのはリザードスキンズ。

これもここ2,3年で一気に広まった感があります。まずは目を引くのは特徴的なデザインですが、見た目だけじゃなくて重要なのそのグリップ力!今までは滑り止めのスプレーを振っていましたがこれを導入してからはその必要がなくなりました。

ただ難点なのは耐久性はあまりないので週1、2日も草野球してると3ヶ月かそこらでグリップ力はなくなってきますのでその度に交換しないといけないのはネックですね。しかしこのグリップ力に慣れてしまうとなかなか他には移れません。

もう一つはこのグリップエンドにつける「グリップNリップ」。個人的にグリップエンドはフレアグリップじゃないと打てないくらいこだわりがあってグリップテープの下にグリップパッドを付けていましたが、最近はこのグリップNリップを使用しています。外付けでグリップテープの上から取り付けられるのがポイントで、取り付けづらいのは難点ですが凸凹になってるところが指にいい感じに引っかかって気に入ってます。

結論

とりあえず紹介した上記のバットをどれかを使えば問題ないと思います。

個人的に選ぶ基準としてはより長くて、重いバットをチョイスすればホームランは打ちやすくなると思います。長さは85cm、重さは750g以上を選びましょう。

どのメーカーのバットもいいと思いますが、惜しむらくは重さが若干足りないのかな?と感じるところ。以前、私が使っていたメガキングが800gでしたがギガキングシリーズになってからは超トップバランスになった兼ね合いもあるのか、最も重いので限定モデルの770gで、各メーカーともに未だに800g以上のバットは出ていません。

 ハイパーマッハの登場でより軽いバットがトレンドになっていく現在のバット市場ですが、ぜひとも私のようなただただホームランを狙っているニッチユーザー向けに800gのバットも今後も展開してほしいと願うばかりです。

最後になりますが、いくらバットが良くても使う人にも最低限飛ばせる力が必要となります。近年のトレンドのフライボール革命の理論ではホームランを打つにはスイングスピードが128キロ、除脂肪体重が65キロ必要というデータ(※1)もあります、あくまでも硬式の話ですが軟式でも一つの目安となるでしょう。

参考URL

※1 https://www.baseballgeeks.jp/?p=5403

 

いまさらトラックボールマウス(ロジクールのM570)使ってみた

 約1年くらい前からトラックボールマウスを使っています。

使ってるのはこのロジクールのM570、アマゾンでも検索したらトップに出てくるし最も売れているトラックボールマウスだと思います。

LOGICOOL ワイヤレストラックボール SW-M570

LOGICOOL ワイヤレストラックボール SW-M570

 

 

今まではワイヤレスの普通のマウスで十分だろ、トラックボールとかガチ勢かよ…みたいな偏見がありました。

 

ケンジントン 【正規品・5年保証付き 日本語パッケージ】 SlimBlade Trackball 72327JP

ケンジントン 【正規品・5年保証付き 日本語パッケージ】 SlimBlade Trackball 72327JP

 

 

トラックボールといえばこういうのをイメージしてたのですが、こんなマウス型もあるのか!(情弱)とこの時点でとっつきやすさもあり、さらに当時セール中ということもあって物は試しかと購入。

 

改めて1年使ってみた感想としては、もうこれなしではネットできませんね!笑

これに慣れるとマウスを動かすってこんなに煩わしいのかと嫌でも認識させられます。

 

あとこれは思わぬ副産物で今まで慢性的に悩まされていた肘痛から解放されました!

約10年前に野球肘を発症し、仕事柄重いものを持つ機会も多かったことから日常生活でもネットサーフィンしてるとマウスを使ってると手首、肘に痛みがくるのですがだいぶ改善されました。

 

 ちなみにそれまではこんな感じのアームレストを使っていました。

AREA エアリア クロームメッキ仕様肘置きアームスタンド CA-500

AREA エアリア クロームメッキ仕様肘置きアームスタンド CA-500

 

 

これもこれであるとないとでは違うんですけどトラックボールマウスのほうがより効果がありました。

やはり肘を支点にして動かすマウスと親指のみでは肘、手首への負担は段違いだと実感しました。

 

強いて、難点を上げるとすれば使ってきてるとトラックボール部分にホコリが溜まってやや挙動が悪くなるんですが、ボールのところがスポッと簡単に抜けるのでお手入れもラクラクです。

これなんか既視感があるなぁと思ったら、まんまレーザーになる前のマウスのボール部分を思い出しました、懐かしいですね笑

 

以上、約1年間トラックボールマウスを使ってみた感想でした。